デジタルパーマって何?
デジタルパーマ(形状記憶パーマ、デジパー、マイクロパーマ、etc)とは、
ホットロッドの温度管理をデジタルで正確に制御することからこのネーミングになったウェーブ技術です。
デジタルパーマの特徴
形状記憶パーマと呼ばれる様に、通常のパーマよりも格段にパーマの持ちが良くまた、
通常のパーマとは逆に濡れている時よりも乾いている時の方がウェーブが出ます。
デジタルパーマはどんな人向き?
・パーマを掛けても濡れているときはウェーブが出ているのに乾くとだれる。
・パーマが掛からない、持ちが悪い。
・普通に乾かしただけで巻き髪風に仕上げたい(ホットカーラー、コテが必要)。
・根元は縮毛矯正でボリュームを押えて中間毛先はカールを出したい。
といった方は一度デジタルパーマを試して下さい。
きちんと施術されたデジタルパーマは今までのパーマとはかなり違いがあるものです。
逆にデジタルパーマが向いていない人は?
ショートヘアのパーマをデジタルパーマで掛けるのは非常に困難です(巻いたところがとても熱くなります)。
根元近くまで巻き込んだ状態では頭皮が熱くなりやすいので、工夫が必要です。
ウェーブが出にくいやわらかい髪質でもOK
細い髪質で直毛の方で、濡れているときにはウェーブが出ている、しかし乾くとウェーブがだれてしまう。
この様な髪質の方にデジタルパーマは最適、大きめでしっかりしたウェーブが乾いた状態で出ます。
現在ほとんどの人が毛先の軽さを求め髪の毛を多少なりとも梳いている訳ですが、
あまり極端に梳きすぎている髪の毛は、巻き髪風にデジタルパーマを掛けても束感がなく綺麗に出にくいです。
デジタルパーマは大きくしっかり!
デジタルパーマなら可能です。通常のパーマより、大きくかつ確実に出ます。
今までできなかったルーズなスタイルも可能ですよ。いろいろの方にいろいろなバリエーションを。
デジタルパーマは大きくしっかり!
デジタルパーマといえば巻き髪パーマといわれるくらい、ほとんどの人が巻き髪をイメージします。
すべての方にとはいきませんが、ややコシのある髪質の方から、しっかり髪の方なら、かなり巻き髪イメージになります。
A.
大きく違うのは、デジタルパーマはロッドの温熱でパーマをかけるので形状記憶効果があります。
(水素結合を使うので)。デジタルパーマは濡れているとだれている感じがしますが、乾くとカールが出てきます。
A.
個人差がありますが、弾力のある髪のほうが良く持ちます。縮毛矯正やブリーチなどでペタンとなった髪は、
持ちが悪かったり、かかり具合も難しい様に思います。今までのパーマと比べると、
かなりいろいろなコンディションに対応していると思います。
その方のコンディションの状態そのままでかかりますので、当然ですがコンディションが良いほどうまくいくと思ってください。
デジタルパーマは乾かす時に指に巻き付けるようにすると巻き髪になります。
他のパーマと比べてかなり再現性が高いです。
A.
通常のパーマの場合単純に還元酸化作用なので、何回掛けてもパーマの1剤(還元剤)をつければリセットされます。
デジタルパーマの場合、熱変成分のカールは1剤をつけても完全にはリセットされませんから、
1回目より2回目以降の方が難しくなります。
A.
できます。ただし濡れた時にフニャフニャして、コシのない様な状態の場合はあまりきれいにかかりません。
A.
私たちの店では、巻き髪だけではなく、できる限りパーマの代用としても使う様にしています。
しかし、ショートスタイルのような根元近くまで巻く方には、熱が加わるため難しいです。
A.
科学的に酸処理をしてPHを戻せばできます(自然酸化させるのに1週間もおく必要はありません)。
地肌の弱い方などはおやめいただいたほうが良いです。
ただ常識的に、傷んで過剰に収縮している様な髪に対して施術を同時に行なうのはあまりおすすめできません。
A.
その日はしないでください。自然酸化を(10%ぐらい)助けるためです。持ちが良くなります。
A.
1液&前処理5~15分、放置時間10~15分、巻く時間15~30分、加温&クーリング30分前後、
2液10分前後、パーマだけであればおよそ1時間30分から2時間以内には終わります。
A.
デジタルパーマはロッドが熱くなりますから、その仕組み上ロッド重量も重くなります。
仕上がりもきれいで、持ちも良いので少しだけ我慢してください。