シンガポール紀行4

気分よく朝食を頂いた我々は、

いよいよタクシーに乗り込み仕事場に向かいます。
今回仕事場を提供していただいたサロンは

シンガポールでも屈指のファッションストリート、

オーチャードに店を構える美容室、「バックステージ」、
ショッピングビルと併設しているホテルの中にあり、
なかなかゴージャスな美容室です。
中にはケラスターゼのエステが出来るような個室スペースや

フットバスゾーンがあり、
シンガポールセレブ後用達のサロンと言ったところでしょう。
少し早めに到着した我々はシンガポール企画の発起人でもある和子さんと

サロンのそばのスターバックスコーヒーで待ち合わせしました。
大峰氏から聞いていたのですが、
和子さんは僕が18年位前によく大峰氏の企画するレクリエーションでご一緒したことのある方で、
話をさせていただいている間に色々思い出話が出てきて懐かしかったです。
大峰氏はあの頃から仕事も遊びも一生懸命が信条で後輩である私も旅行や、
パーティーなど色々誘っていただいていました。
和子さんも大学生時代からの付き合いで、

色々連れて行ってもらった口ですが、
まさしく遊びの延長が仕事につながる、
遊びも仕事もポジティブに楽しむというのが、
ビジネスでも生きてくるという証明でしょう。

サロンに戻って準備をしてお客さまを待ち受けます。
僕らに与えられたスペースはサロンの奥の窓際の3席で、
そこに道具を広げます。僕はカットもカラーも受け持つので、
どんなリクエストがあっても答えられるように余分に薬液を持ってきていたので店開き状態です、
ちなみに10月の5泊7日のスペインと同じくらいの荷物になっていました。
席もシャンプー台もお借りしてする、

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勝手の分からない場所での営業は、

なんと言っても精神的なプレッシャーがかかります。

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カットをしていても回りに注意を払っていないと

どこに落とし穴があるか分かりません。
しかも最初のお客様は「前回来た方はお話がとても楽しくてよかったわ」と、

前回担当したのは大峰氏のサロンでその名も轟くS氏!
百戦錬磨の彼の話術に引けをとらないよう頑張ったスタートダッシュでかなり消耗してしまいました。
とは言っても全ての言い訳は通用しません!
それがオーナーとして現場に立ち、スタッフ一人一人に求めている事なのです。