スペイン紀行 ⑥

やらねばならぬ仕事を終えた我々は、かねてから行ってみたかった特別な場所、リオハに向かいました。
一昨年カリスマワインプロデューサーの金井氏より紹介していただいた、
あまりにもエレガントなワイン「ロダ」、そして数々の雑誌にも紹介されているオリーブオイル「ダウロ」、
これらドライカットのオフィシャルとも言える品々の故郷、
それがスペインの中北部に広がるワインの里、リオハなのです。
やっとの思いでレンタカーを借りた我々を迎え入れたスペインの大地は、
高い木のない、時折砂漠を思わせる荒野?のような果てしない風景でした。
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むき出しの岩肌の色から、古代より建物が石造りであった訳が想像できます。
私の心配をよそに180キロ以上で車を走らせるK氏、
近年スピードの取り締まりが厳しくなったと聞いてはいたが、
その他の車につられ、ついつい出てしまうスピード、
結局口うるさかった私も帰りは出してしまったのですが、正直快感でした。
何もない荒野に無数に並ぶ風力発電の風車の林を抜け、
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そしてリオハに近づくたびに、少しずつ豊かになってゆく大地、ワインの里リオハは近い!
ブドウの木は低く、地に這うように無数に並び、秋に紅葉するその赤い葉達は、
まるで花畑のように丘を彩り、先程の荒地が嘘のように僕らの心を潤す。
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ここリオハはスペインで唯一の特級ワインが造られる場所、ワインの聖地なのです。
Oさんかっての願いが叶う、ワインの町「アロー」に到着したのは、途中迷った関係上午後3時。
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とても綺麗な町で、宿泊するホテルも最高級!!!長旅をしてきた疲れも何処へやら!
僕らはRODA(ロダ)のアテンドをしていただく女性に案内をしていただき、
RODAのワイナリーへと向かうのでした。