国立西洋美術館にて開催中の「ルーブル美術館展」に行って参りました。
フランスルーブルに常展してある17世紀の絵画が70点以上来ると言うので話題です、
開館30分前には行列が出来るほどの人気でした。
17世紀は絵画はまだ文盲の民が多かった当時、重要なメディアでした。宗教改革や自然科学の台頭など教会にも潮流変化激しい時代、神話や聖書、イエスやマリア、聖人達を分かりやすく伝えるため、技法や技術が発達した時代と言うわけです。
目的意識のある作品の中に、作者の個性を取り入れたり、又フェルメールの様なありのままの自然な絵が生まれたりと、17世紀の絵画の観念がまた広がる展覧会でした。
音声ガイダンスの中尾彬と、17世紀のバロック音楽が中世ヨーロッパに連れていってくれるような、素敵な空間ですよ♪
6月14日まで開催しています。お勧めです。
いしい