阿修羅展に行って参りました。
場所は上野の国立博物館です。
平日の3時で30分待ちでした。
見に来ているのは、年配のかたばかりでなく、若い方も多く、幅広く興味があるのがわかります。
いつものように音声ガイドを借りました。
今回は黒木瞳さんの透明感のある素敵な解説でした。
阿修羅像は奈良時代に建立された興福寺の初期に造立したもので、お釈迦様を守護するインドの神の八部衆一人です。
阿修羅は戦いの神なので本来は怖い顔をしているようですが、興福寺の阿修羅は静寂ではあるが何か後悔にも似た複雑な表情をしています。
ちなみに僕は困っちゃた貴花田(貴乃花親方の若い時分)に似てると思いましたが…
興福寺は奈良時代の建物ですが、兵火による火災で大半を失い,鎌倉時代に再建を果たすので、そこにある隆々とした仁王像等は武士の時代の訪れを感じる力強いものになっているのです。
今年の秋、興福寺は何百年ぶりかのリニューアルをするそうなので、そちらも行って見たいですね。