シンガポール紀行6

前日さほど深酒をしていないにもかかわらず、

柄にもなく12時前にはベッドに入ってしまった我々ですが、

テンションとは裏腹に旅の疲れというのもあるのでしょう、

朝はゆっくり目を覚まし、絶対に行きたかったマンダリンホテルの朝食をパスして、

この日も早々にサロンの方へ向かいました。

昨日は何がなんだか分からぬうちに時間が流れてしまいましたが、

今日は心の準備を万端にして、余裕を持って仕事に臨みます。

カットもカラーもテキパキこなせて、

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欲張りな私は質感向上のためにトリートメントもお勧めして余裕を埋めて、

どうにか乗り切って。仕事って楽しいですね、

後ろで大峰氏が西洋系のお客さまをロングから肩上のボブにバッサリ、

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彼女の喜びようはさすがはGAIJIN!身振り手振りでOH!GOOD!! 

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彼女からは次の日、和子さんへ喜びのメールが入ったほど気に入っていただいたようで、

これから益々シンガポールクライアントが増えますね、という感じでしょうか、

この日は僕もお昼ご飯を食べられるほどの余裕があり、

大峰氏絶賛の「麺豆腐」ツルツルの麺と、豆腐が入ったスープで、

東南アジア独特の香草の効いた味噌を入れていただくのですが、

それがなかなか美味いんです!!よく香草が・・・と言われる方も多いと思いますが、

これはその味噌を調節できるのがいいのかもしれないですね、
ぼくはすっかりこっちの味には慣れていけそうです。
我々のブロックカットは特にド派手なパフォーマンスはなく、

デザインもボブベースでシンプルなものが多いのですが、

この毛先のタッチや質感、

洗練されたバランスはなかなか真似の出来ないものだと自負しています。

本物を知っているセレブな方々はその微妙な完成度を肌で感じて、

シンプルやクラッシックと言う中に上質を求めているようです。

我々の提供しているこの技術はそのニーズに応え得る素晴らしいものだと、

ここシンガポールで改めて感じる事が出来ました。
最後は13歳のお客様のお子様までご来店になって、

この緊張感溢れるシンガポールワークスが終了しました。

ヘアーショーが終わったような「終わった!」と言う達成感はやはり、

普段の営業では味わえない気持ちいものですね。